目次
🎖️ 一般曹(高卒入隊)のモデルケース
年齢 | 階級 | 年収(概算) |
---|---|---|
18歳 | 2等陸士 | 約297万円 |
21歳 | 陸士長 | 約350万円 |
25歳 | 3等陸曹 | 約504万円 |
32歳 | 2等陸曹 | 約619万円 |
44歳 | 1等陸曹 | 約708万円 |
52歳 | 陸曹長 | 約734万円 |
このモデルでは、定年までの生涯年収は約2億3,000万円と試算されています。これは、宿舎利用や食費・医療費の補助など、福利厚生を含めた実質的な収入を考慮したものです。 Money Magazine
🎓 幹部自衛官(大卒入隊)のモデルケース
年齢 | 階級 | 年収(概算) |
---|---|---|
30歳 | 1等陸尉 | 約431万円 |
40歳 | 3等陸佐 | 約600万円 |
50歳 | 1等陸佐 | 約740万円 |
55歳 | 将補 | 約900万円 |
60歳 | 将 | 1,000万円超 |
幹部自衛官は、昇進に伴い年収が大きく増加します。将官クラスになると、年収は1,000万円を超えることもあります。 テンミニッツTV
💰 特殊任務による手当の例
特定の任務や勤務地により、基本給に加えて各種手当が支給され、年収が大幅に増加する場合があります。以下はその一例です。
- 陸上自衛隊 与那国駐屯地(沖縄県)
- 1任期(約2年)で約700万円
- 特地勤務手当、広域異動手当などが加算
- 海上自衛隊 砕氷艦『しらせ』
- 1任期(約3年)で約1,313万円
- 地域手当、乗組手当、航海手当、南極手当などが加算mamor-web.jp
- 航空自衛隊 海栗島分屯基地(長崎県)
- 1任期(約3年)で約1,020万円
- 地域手当などが加算
これらの手当は、勤務地や任務内容に応じて支給されるため、配属先によって年収に大きな差が生じることがあります。
📊 生涯年収の目安(退職金含む)
区分 | 生涯年収(概算) |
---|---|
一般曹(高卒) | 約2億3,000万円 |
幹部(大卒) | 約2億5,000万円〜3億円 |
これらの金額には、退職金や各種手当、福利厚生による実質的な収入も含まれています。自衛官は、住居費や食費、医療費の補助が充実しており、これらを考慮すると、実際の可処分所得はさらに高くなる傾向があります。
自衛官の収入は、階級や勤務年数、配属先、任務内容によって大きく異なります。また、福利厚生が充実しているため、実質的な生活水準は年収以上に高いと考えられます。詳細な情報や最新の給与体系については、防衛省や各自衛隊の公式サイトをご確認ください。
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