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🏆 2025年2月 最新特殊詐欺手口ランキング(日本国内)

1位:警察官を装った詐欺(実在の電話番号を偽装)

実在する警察署や警察本部の電話番号を偽装し、被害者に電話をかけて金銭をだまし取る手口が急増しています。2025年1月から2月末までのわずか2か月間で、全国で1,039件の被害が確認され、被害額は約106億円に上っています。

2位:SNSを利用した恋愛詐欺(ロマンス詐欺)

SNSやマッチングアプリを通じて被害者に近づき、恋愛関係を装って金銭を要求する手口が増加しています。信頼関係を築いた後、「投資で儲かる」や「お金を貸してほしい」などの理由で金銭を要求し、被害者が送金した後に連絡が途絶えるケースが多く報告されています。

3位:AI音声を使った家族成りすまし詐欺

AI技術を使って家族の声を再現し、「事故に遭った」「緊急にお金が必要だ」と連絡して金銭を要求する手口が報告されています。従来の「オレオレ詐欺」よりも信憑性が高く、被害者が家族だと思い込んで送金してしまうケースが増えています。

4位:国際電話を利用した架空料金請求詐欺

「+1」などの国際電話番号を使い、実在する企業や官公庁を装って未納料金の支払いを求める手口が急増しています。特に「+1 844」や「+1 855」などの番号帯からの着信が多く確認されています。

5位:宅配業者を装ったスミッシング(SMSフィッシング)

ヤマト運輸や日本郵便を装い、不在通知を偽装したSMSを送信し、偽サイトに誘導して個人情報を盗み取る手口が依然として多発しています。2024年には全体の75.9%を占め、4年連続で最多の手口となっています。


目次

🔐 被害を防ぐための対策

  • 警察官を名乗る電話には注意:警察が電話で捜査対象だと伝えることはありません。不審な電話があった場合は、電話を切って最寄りの警察署に確認しましょう。
  • SNSで知り合った相手からの金銭要求に注意:恋愛関係を装って金銭を要求する詐欺が増えています。相手の身元を確認し、安易に送金しないようにしましょう。
  • 家族からの緊急の金銭要求に注意:AI音声を使った詐欺が報告されています。家族からの緊急の連絡があった場合は、別の手段で本人確認を行いましょう。
  • 国際電話からの着信に注意:心当たりのない国際電話からの着信には応答せず、折り返しの電話は避けましょう。
  • SMS内のリンクを不用意にクリックしない:宅配業者や金融機関を装ったSMSには注意し、公式アプリやウェブサイトから確認するようにしましょう。

特殊詐欺の手口は日々進化しています。最新の情報を常に把握し、冷静な対応を心がけることが重要です。不審な連絡や要求があった場合は、警察や消費者センターに相談することをおすすめします。

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